専用車で巡る富士山&箱根:実際の10時間モデルコース(2026)
実際の2026年6月チャーター(2名様、有資格ガイド付き)の運行表から再掲。時間は一般的な流れで、ドライバーが天候や混雑に合わせてその場で順序を調整します。
箱根と富士五湖は地図上では隣接しているように見えますが、公共交通機関では別世界です。両者を結ぶバスは所要2時間、本数も少なく、1日を消費してしまいます。だからこそ「富士山か箱根か?」は、日本旅行の日帰りプランで最もよく聞かれる質問のひとつです。プライベートカーでの答えは:両方をループで回り、その間にドライバーが車を回送する。
1日の概略
| 時間(目安) | 目的地 | 滞在時間 | チケット / 備考 |
|---|---|---|---|
| 8:00 | 東京のホテルでお迎え | — | 箱根まで車で約2時間。朝の仮眠タイム |
| 10:00–12:00 | 芦ノ湖クルーズ+箱根ロープウェイ | 約2時間 | 1名¥6,500のセット券。大涌谷の硫黄地帯を越える船+ロープウェイ — ドライバーは先回りして反対側の駅で待ち合わせ |
| 12:00–13:00 | 箱根でランチ | 約60分 | 湖の見えるお店など。リクエストがあればガイド/ドライバーが事前予約 |
| 13:00–13:50 | 車で箱根 → 忍野八海 | 約50分 | 公共交通機関の旅程を崩す区間 |
| 13:50–14:30 | 忍野八海の湧水群 | 約40分 | 無料で散策。富士山の麓に広がる8つの透明な池 |
| 14:45–15:00 | 河口湖北岸のビューポイント | 写真撮影 | 無料。穏やかな日には、湖面に映る富士山という定番ショットが撮れます |
| 15:15–16:00 | 富士山五合目(スバルライン、約2,300m) | 約45分 | 天候次第。登山シーズンの通行規制時はドライバーが代わりのビューポイントを提案 |
| 16:00–18:00 | 東京へ戻る | 約2時間 | ホテル玄関までお送り |
なぜこのループは車でしか成立しないのか
- 箱根→富士山の区間:プライベートカーなら約50分。バスだと乗り継ぎや発車間隔の待ち時間を含めて約2時間かかります。この1区間があるだけで、日帰り旅行者は通常どちらか一方を選ばざるを得ないのです。
- 片道の船+ロープウェイ:クルーズを楽しむ間にドライバーが山を越えて先回り。引き返す必要がないため、箱根内だけでおおよそ1時間の節約になります。
- 天候への柔軟性:富士山はよく雲に隠れます。曇りの午後には、ドライバーが順序を入れ替えたり、雲の切れ間ができるまで五合目を後回しにしたりします。固定されたバスツアーにはできません。
- 五合目の代替案を事前に計画:実際の運行メモには明確にこう書いてありました。シーズン中の通行規制がある場合は、ドライバーがその場で代わりのビューポイントを提案する。1日が行き止まりになることはありません。
正直な費用感(4名の場合)
- チャーター:¥80,000 ÷ 4 = 1名¥20,000、車両関連費はすべて込み
- クルーズ+ロープウェイのセット券:1名¥6,500
- 同程度のバス日帰りツアーは1席あたり安いですが、時刻もルートも固定。大半は忍野八海に寄らず、天候への柔軟性もありません。チャーターのプレミアムは、快適さだけでなく「ループを回れること」そのものに支払うものです。
箱根フリーパス、そしてなぜお伝えするのか
もし1日を富士山も箱根もではなく、箱根だけで過ごすなら、私たちよりもはるかに優れた商品があります。それを伏せておくのは不誠実です。
箱根フリーパスは、新宿から2日間¥7,100、3日間¥7,500で、小田急線で小田原までの往復運賃に加え、箱根のループ内のほぼすべての乗り物(箱根登山鉄道、ケーブルカー、大涌谷ロープウェイ、芦ノ湖の海賊船、小田急バス)が乗り放題。さらに各施設の割引もあります。
言い換えれば、有名な箱根の観光ループはそもそも公共交通機関で回るように設計されており、パスを使えばチャーター1日分のおおよそ10分の1の費用で済みます。箱根だけを巡る日は、パスを買いましょう。
パスにできないことが、この旅程が存在する理由です:
- 富士山側には行けません。忍野八海、河口湖のビューポイント、忠霊塔(新倉山浅間公園)は箱根の交通網の外。パスの1日に組み込もうとすると、別のバスを乗り継ぎ、待ち時間も多くなります。
- 雲に合わせてルートを変更できません。富士山は来訪者が思う以上に雲に隠れます。このループでドライバーを頼む最大の理由は、当日朝の実際の見え方に合わせてビューポイントを変えられることです。パスは固定された交通網に縛られてしまいます。
- 交通網の時計に縛られます。ロープウェイと船は夕方早い時間に終了し、大涌谷は火山ガスの数値により急きょ閉鎖されることもあります。どちらも、時刻表を組み直すより、車が待っていてくれる方が対応しやすいのです。
正直な使い分け:箱根だけ、または箱根を2日かけて巡るなら、フリーパスを取りましょう。富士山と箱根を1日に凝縮する、あるいは4名以上のグループで、当日朝の天気を見てビューポイントを選びたいなら、そこがチャーターが¥80,000の価値を発揮する場面です。
この1日を長い旅の中に組み込む場合
これは実際の8日間「東京・富士山・大阪」旅程の3日目で、東京市内チャーターの日と車を使わない東京の日の間に挟まれていました。8日間の全旅程と車両費用の計算をご覧ください。現地に泊まる?それなら箱根:日帰り or 宿泊 — 交通費の計算もどうぞ。
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